細胞活性力とは?
私たちは、体を動かすにも、心臓などの内臓を動かすにも、何をするにもエネルギーが必要です。そのエネルギーをつくる役割をしているのが「ミトコンドリア」です。
ミトコンドリアは、体の運動量が多くなれば数が増え、活性化されることが分かっています。筋肉のミトコンドリアが増えるということは、体全体のエネルギー消費量の増加に大きく影響します。
ミトコンドリアがエネルギーをつくるのに不可欠なのが酸素と栄養素です。その酸素と栄養素を体全体の細胞にいきわたらせるのが、毛細血管の役割です。
筋肉にも、毛細血管がたくさん通っており、酸素と栄養素を含んだ血液が運ばれています。例えば筋肉が弛緩して軟らかくなると、筋肉の毛細血管に血液が流入し、収縮して固くなれば血液は静脈側に押し出され、伸縮を繰り返すことによって血液循環が維持されているのです。しかし、筋肉が伸縮せず一定の緊張を持続した状態で長時間体を支えていると、筋肉の血液循環が悪くなります。また、筋肉組織が硬いと、筋肉細胞に酸素や栄養素などを届ける毛細血管が収縮してしまい、酸素や栄養素が、筋肉に届きにくくなり、ミトコンドリアははたらきたくても働けないというジレンマに陥ってしまいます。逆に筋肉をほぐすことで、血流循環がよくなり、毛細血管に血液が流れると、ミトコンドリアの働きもよくなるのです。
イメージしてください・・・
手にも毛細血管が通っています。ハンドマッサージをすることで血液循環がよくなり、
また、筋肉をほぐすことで酸素や栄養素が細胞内のミトコンドリアに届いて、活性化する
お役にたちそうですね。
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