2020.06.14 23:30脳で感じるダイエット自粛生活が続き、やっと通常の生活に戻れる兆しが見えてきました。この数ヶ月で運動不足や食べ過ぎにより、体重が増えたという方も多いのではないでしょうか。食べる量が増えてしまったという方の最も効果的なダイエット方法は、食事の量を少しずつ減らすことですね。減らした食事量で満腹感を得られるよう、摂食中枢(空腹と感じる神経)と満腹中枢(満腹と感じる神経)をうまく騙しなが...
2020.06.09 04:47親時計と子時計パート2前回のつづき…前回は体内時計には24時間の周期を刻み、生体リズムのズレを微調整していることがわかりました。このリズムの形成にはホルモンの働きが大きく関わっていますが、代表的な「メラトニン」はよく耳にするでしょう。メラトニンは全身に「夜」を伝えます。前回のブログで朝日を浴びるのが体内時計のリセットと書きましたが、メラトニンは朝日を浴びてから12〜15時間後、光...
2020.06.08 21:49親時計と子時計パート1皆さんはよく眠れていますでしょうか。新型コロナの影響か不安を感じ、以前より増して眠れないとか、ゲームやスマホを離さないで夜遅くまで起きていて、朝が遅いという昼夜逆転の生活になってしまっていませんか。その人によってベストな睡眠時間は異なるそうですが、良質な睡眠は健康を維持する上で欠かせないものです。1日の生活の中で、朝が来れば目覚め、夜が来れば眠くなるといった...
2020.06.04 12:00触れ合うということハンドマッサージや触れ合うことで脳の下垂体からオキシトシンというホルモンが分泌され、心身にとても良い影響があることが広く伝わってきた時代に、新型コロナの共存により、触れ合うことが難しい世の中に変わってしまいました。どれほど医療が進歩し医療機器が発達しても、医師が自分の五感を駆使して行う身体所見は診察方法として欠かせない診察方法です。私達も肩が痛い時、お腹が苦...
2020.05.28 15:04胸腺とはよく韓国のドラマで、ショックなことや悲しいことがあった時、アイゴーと言いながら胸を叩くシーンを見かけます。心配やストレスが溜まった時も、胸を撫でさすると少し楽になります。胸のほぼ中央に、胸腺という器官があるのはご存知ですか⁈胸腺というのは、免疫細胞を増殖、教育、育成するといったイメージのリンパ器官のことで、赤ちゃんの頃から思春期の頃をピークに大人になりにつれ...
2018.10.23 15:45鼻づまりに利くツボ「清明」は鼻の付け根の両脇、「迎香」は小鼻の左右のふくらみの脇を指します。押し方は左右の人差し指同士を30回程度こすり合わせて温めてから、鼻筋の両側を清明から迎香まで上下にさすります。清明を親指と人差し指をあててつまむようにしながら押し揉んだり、迎香を鼻の両側から挟むようにおしても効果的です。「鼻通」は左右の小鼻の上鼻骨の両脇部分を鼻骨に沿って上下にマッサー...
2018.06.23 08:17白髪と抜け毛の抑制「17型コラーゲン」 現在、肝細胞医学分野では、白髪や発毛の研究が進められています。中でも、「17型コラーゲン」は、白髪と抜け毛を抑制することが可能であるといわれています。また、コラーゲンといっても、実は29種類も存在し、それぞれが違う役割を担っており、その中で髪と大きく関係があるといわれているのが17型コラーゲンです。これは、バルジ領域にある毛包幹細胞と色素幹細胞との間の相互...
2018.06.23 08:17呼吸の温故知新・・・ヨガ、禅、ピラティス どの時代にも、体幹は呼吸で整えられてきました。「ヨガ(ヨーガ)」は、インド文化に起源を持つ、歴史の古い心身の調和法です。もともとは、インドの六種の哲学「六派哲学」の一つで、六種の中でも、心身の訓練を通して人間のあり方をみつめることを大きな特徴としています。ヨガとは、サンスクリット語(古代インド語)で「馬などを馬車につなぐ」という意味があり、それが転じて、心...
2018.06.23 08:17幼少期の習い事は、五感や体を成長させる? 五感は、脳の発達に大変重要な役割をはたしているといわれています。人間の脳は、誕生してから3歳ぐらいまでの間に急速に発達しますが、この時期に五感をはじめとした感覚が遮られると、発育に大きな影響があることがわかっています。 また、脳の情報処理で使われる神経回路は、頻繁につかっていると信号が通りやすくなり、逆に使わないと通りにくくなる傾向にあります。私たちは、感...