concept
食と茶のすすめ
人生を全うする根源は養生にある。
その養生の方法は五臓を健全に保つこと。
この五臓の中心であるのが心臓で、これを健康にさせるには
茶を飲むのが一番である。
           「喫茶養生記」より
 
栄西禅師は「茶は養生の仙薬なり。延命の妙術なり。」
茶を飲むことが養生の第一であると説いています。
 
五味のひとつ「苦」=五臓の心を癒す味
心は万事の中心であるから、あらゆる変化にも対応する。
心を養えば五臓すべてが安らかになり、血気をつよくします。
五臓が安らかなら血気はつよくなり、精神は安定し、いろいろは病邪は体に入ってこない。と考えられています。

五臓が乱れると、気血水に影響し循環が悪くなり停滞してしまいます。
 
魂が宿ったからだは車のようなもの。大事にメンテナンスをし、エネルギー循環がよく、すすがあまり出ない燃費の良い状態にしてあげることが望ましいのです。
 
潤いがあれば草木が育つし、水を上げすぎれば根が腐ってしまう。私たちの身体もそのように考えるとすれば、食事は精神と肉体の病を癒す良薬といえるのではないでしょうか。

PROFILE


青山 和生 Ai  Aoyama 


体の内側からと外からの健康を意識して

身体の不思議を発信しています。


家族の健康やセルフケアを広めるためのイベント・ワークショップを開催

カウンセリングセラピーや手軽にできる養生をおすすめしています。

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